2007/09/08(土)
野球観戦、禁断症状、焼肉』
朝は8時に起きた。今日は父と甥とのプロ野球観戦だ。
妹が仕事なので子守りを兼ねながら。
このところ毎日飲んでいたワイパックスという安定剤を
飲まないでみることにした。
週末は求職もお休みしようと思っていたのだ。
それにいい会社もやっと見つかったし。
妹が甥を乗せてマンションの下までやってきたので、
僕と父は双眼鏡片手に妹の車に乗り込んだ。
妹に履歴書の送付を依頼しておいた。
時間的には試合開始まであと2時間半もあった。

15分後、球場近くで妹に降ろしてもらったあたりから、
すぐに薬の禁断症状があらわれた。
落ち着かないし、動悸がして、変な汗が出る。
手足がしびれ、胸のあたりが騒がしい感じ。
この症状はついぞ止むことはなく、結局終日続いたが、
耐えてみることにした。
あまり薬のお世話になりたくなかったし、
依存症が恐かったからだ。

おかげで球場に入っても散々なことばかりが続いた。
小学生招待企画の席は、内野は内野でもかなり上の席で、
72歳の父と6歳の甥と鬱病の43歳の僕にはかなりこたえた。
足を痛めていた父はやっとの思いで階段をあがって一言。
「ここじゃ何も見えん」
「金を出すからS席で前の方と交換してきてくれ」
僕も予算さえあればそうしたいきもちだったので、
スポンサーが現れた以上、それに従わない手はなく、
急いでチケット売場に走った。
そして前から9列目をゲットし、3人はやっと席を確保した
かのように見えたが、今度は甥が「見えない」と言う。
内野の前の方は傾斜がなく、前の人の頭や背中で
身長125cmの甥には辛い環境だった。
仕方なく、3人はまた階段を上がって売店に向かい、
座布団を2枚購入した。
驚くべきことに、座布団は1枚1500円もした。
すでに席のアップグレードを含め、父は13000円の出費。
僕には信じられなかった。

そして試合が始まると、今度は父が買ったばかりのビールを
ほとんど自らの股間にこぼしてしまった。
激しく落込んだ父は、後ろの席に勝手に一人で移動してしまった。
甥はまだ野球のルールがわからず、暇そうにしていた。
昼食をとると、球場内にある遊具施設で遊びたいと言い出した。
仕方がないので連れて行くと、そこは満員で「やめた」と言う。
かなりの距離を歩いて、また席に戻ると、
後ろに座っていた父は、試合そっちのけで爆睡していた。

薬を飲んでいなかったせいもあるかもしれないが、
僕がこういう状況に対してとった行動は、
「知らんぷり」「どうぞ各自ご勝手に」というものだった。
もう手に負えなかったのだ。
僕は野球観戦に打ち込もうとした。
しかし禁断症状がそれを邪魔する。
横では甥が携帯電話のゲームをしている。
父はつまらなさそうな顔をして観戦している。
あれだけお金も出したのに、妹は弁当まで作ってくれたのに、
何だかもう嫌になってしまった。
甥も「早く試合終わらないかな」と呟く始末で、
僕も早くこの状況から逃れたかった。

当然のごとく、試合も地元球団は完敗。
本当につまらない観戦だった。
ただ妹や父に観戦料を出してもらっていたので、
最後までアテンドはしなければならない。
帰りはまた父の財布からの出費で、タクシーでの帰宅。
父の家でゴロゴロしながら、妹の帰りを待った。
僕はこの時点でかなり疲労していた。
しかし甥の一言で麻雀が始まり、つきあった。
妹がやっと仕事から戻り、彼女も誘って、
僕の運転する車で焼肉屋に向かったのはもう7時。
極度の疲労で早く眠りたかった。
焼肉屋は週末で混んでいて、席に着けたのは8時。
そこから父の酔っぱらい独演会が始まり、
甥は僕が注文したものをほとんど奪い、
勢い良く食ったかと思うと、すぐに寝てしまった。
僕ももうわけもわからず胃袋を満たすことだけ考えた。
父の独演会が終わったのは、10時半。
全員を送り届け、僕は死んだように眠った。
本当に疲れた。
それが薬を飲まなかったせいだと思いたくないが。












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