2007/09/04(火)
悪夢、怠慢、神社再び』
悪夢だ。
僕は何かの芝居に役者として出演している。
しかし、台詞が殆ど頭から消えてなくなっている。
何を話していいのかわからず、ただただ舞台に立っている。
他の出演者も困っていたので、何とか僕にヒントを与えてくれる。
小声で台詞を教えてくれる人、歌を歌って時間をつないでいる人、
しかし僕の頭の中は真っ白で、台詞を思い出せない。
挙げ句の果てに僕は、いったん舞台から降りて、
演出に絶縁されることを覚悟で、台本を手に再び台上に上がり、
舞台上のセットで本を読みながらごろ寝している人を演じ始めた。
一応は芝居は成立しているように見えたが、
明らかに芸術作品としては失格で、僕は役者としては最低だった。

こんな夢を一晩中見ていた。
これは先日の芝居の収録に関連しているのかもしれないし、
もしかしたら幼い頃のトラウマの表出かもしれない。
そのトラウマとは僕が中学3年の発表会の時に演じた際に、
「リア王」の台詞を3ページ飛ばしたことだ。
あの経験以来、僕は人前で演じまいと心に決めた。
だから大勢の人の前ではなせなくなってしまったのかもしれないし、
赤面症やあがり症になってしまったのかもしれない。
理由はよくわからないが、とにかく今朝の夢は何かを暗示していた。

台詞を忘れたにもかかわらず、途中で台本を持って再登場したのは、
最近の僕の顕著な行動のひとつである、
「開き直り」を意味しているのかもしれない。
それはそれで神経が図太くなってきている証拠なので大いに歓迎したい。
あと、僕を必死にサポートしてくれる同じ役者仲間は、
昨日の父などの家族や、彼女の化身なのかもしれない。
僕に何とか台詞を思い出させようとしているのは、
僕に何とか以前の僕を取り戻してもらいたいと願っているからだろう。

とにかく寝ていてこんなに疲れる夢を見たのは初めてだった。
畢竟あまり眠れていなかったが、
ゴミ収集車が行ってしまった音で9時前に目覚めた。
夜中に一回も起きなかったのは、本当に久しぶりだ。
おそらく昨日、ほとんど黙っていただけかもしれないが、
一般社会人と同じ時間帯で同じ空気を吸っていたことによる
疲労からだろう。気も少しは遣っていたし。
父と長時間一緒に過ごしたこともこれまでなかったし。
そして僕はすでに4ヶ月近くも社会からドロップアウトしていて、
いつでも寝ころんだり、座ったり、テレビを見たり、
自由なことをできる状況にあり、それは社会生活を営む上では、
まさしく底辺の人間が唯一許されている行為なのだ。
少しずつでも自分にストレスをかけていかないと、
社会に出た途端に一気に飲み込まれてしまいそうだ。

昨晩面接の連絡があった会社のHPを調べてみた。
何故面接場所が隣町かを知りたかった。
すると何と就業場所が隣町だったことが判明した。
おまけに昨日父と行った海辺の街もエリアに入っていた。
愕然とした。これはいったい何を暗示しているのか。
それともただ僕の事前調査不足か。
何でもいいから応募しよう、という姿勢が招いたことか。
久々に求人検索をした。
するとテレビショッピングのディレクターがHWにあった。
思案したが、やはりやめにした。
もうクリエイティブなことからは足を洗おう。
それはプライベートなことだけに限定しよう。
やがて父から電話があり、明日札幌での知人に紹介されることに。
ありがとう。何から何まで。
僕は自分でレールさえ引くことのできない最低の43歳だ。

彼女と麺類の昼食後、洗濯、そして少しのシエスタ。
BGMは、Matthew Sweet。Girlfriendのレガシーエディション。
明後日の面接をどうしようか悩んでいる。
ベストなのはおそらく明日の父の紹介先だろう。
札幌で週末に必ず休めて、正社員で、安定していて、
何しろ残業が極端に少ない。これを僕は求めていたはずだ。

母に電話し、昨日の報告。
母も具合がぶりかえしているらしく心配だ。
そして明日までの占いに行こうかどうか、まだ迷っている。
そんな中、やはり求人検索をひっきりなしにしていた。
しかしこれといって条件に合ったものはない。
ただ今の僕の「条件」と言えば、
地元で、週休2日制で、賞与あり、社保完備くらいなもの。
それでもないのだから、これはもう社会全体が求めていないということ。
夕方まで彼女といろいろな話をしながら過ごし、
急に外出することになった。

まずは僕のおみくじをきちんと縛りに神社へ向かった。
まずはお賽銭を入れて、幸福を祈願。
彼女もおみくじを引きたいということで、社務所で購入。
そして彼女が引いたのは、何と「大吉」。
それでも彼女は「うそだ、これ」と一蹴。
どうやら僕のおみくじのようにズバリ言い当てて欲しかったらしい。
そうこうしているうちに、首筋を無数の蚊に刺されてしまう。
痒くて仕方がない。
その後、彼女が実家からのお土産を、僕の実家に届けたいと言い出し、
実家へ向かって、渡した後、すぐに退散。
妹と甥と少し話をした。
何だか昨日と今日の2日会っていないだけで変な気分だ。
これまで会い過ぎだったのか。

夕食の買い物。鯖を焼いて食べた。切り干しダイコンも美味。
妹が修理済みのCDRのチェックをしにやってきた。
無事に修理されていた。
そこには愛しい甥の350枚ほどの写真データが収録されていたのだ。
それが壊れてしまったのだから涙ものだったに違いない。
福島県の業者さん、ありがとうございました。
その後、いつものようにテレビを見て夜を過ごす。
明日は最終決戦かもしれないので、早目に就寝。












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