2007/09/03(月)
霧雨の中、朝10時に海辺の街に父が運転するBMWで向かう。
父の知人が経営する会社へ僕ができる仕事がないかを
探しにいくと言うより、お願いに行くのだ。
昨晩、妹に口を酸っぱくするほど言われたことを忠実に守ろうと
僕は先制攻撃を仕掛けようとしたが、車内での父は穏やかで、
おまけに一人息子のことを気遣っての行動に、
僕がとやかく言える立場でもないことはわかっていたので、
高速道路上で静かに会話を開始した。
「どんな職があるかだけを聞きにいき、
その中で条件に合ったものがあればお願いしたい」
「他にも3社ほど応募している状況なので、即決はできない」
昨晩の妹の口調からは、すでに即決しかねない雰囲気であり、
父の知人も豪快な人なので勢いで決められてしまうのでは、
という懸念があったが、父は静かに「わかってる」と呟いた。
他愛もない会話をしながら、1時間半後、海辺の街に到着。
大型SCで父は手土産を買いにいくと言い、僕が払うのを拒んだ。
それを持って知人宅にいざ出陣。
と思いきや、知人は普段は行かない会社に行っていると言う。
それもそうだ、まかりなりとも会社の新人面接なのだから。
きびすを返し、強風と小雨が吹き荒れる悪天候の中、会社に向かう。
知人は印象とは異なり、穏やかで話の分かる72歳の男性だった。
携帯電話の連絡一つで誰も彼もが彼の指示に従っていた。
履歴書と職務経歴書を提出した後、一人で会議室に通され、
総務次長の方との話合いが始まった。
「この会社なら今すぐにでも職はある」
「しかしそれはここ(海辺の街)しかない」
「残業はなく、簡単な総務の仕事」
「週休二日制ではなく土曜日は半ドン」
「住んでいる街からの交通費までは出せないと思う」
とても印象のいい41歳の男性で、僕はすぐに好感を持った。
まるで着飾ることがなく、素直にお互いの話ができた。
しかしいくら何でも1時間半かけて通勤するのは無理だった。
引っ越すこともまるで考えていなかった。
社長室で待機していた父とその知人の会長の元に戻り、
「やっぱり地元にもある支店勤務でお願いしたい」と告げ、
何だかゆったりとした気持ちのまま、打合せは終了した。
当初はかなり緊張していたが、それはまったくなくなっていた。
薬のせいかもしれないが、それは誰にも言えない。
父と会長が昼食をとりにいくと言うので、同行させてもらった。
中心街の寿司屋で特上をいただいたが、あまりにも量が足りなかった。
途中で父の仲間が加わり、いつの間にか会長宅に集まることになり、
そこには何故か他の仲間もすでにスタンバイしていて、
おもむろにいつも父がやっていると思われる麻雀大会が始まった。
5人の初老の男性が戦っていた。
彼らはすでにリタイアしている方(3名)や、
会長のように現役で頑張っている方(2名)で構成されている
遊び仲間で、ツーカーの仲のように思われた。
何だか羨ましくなってしまった。
しかし2時から始まった麻雀が終わったのは7時。
その間、僕はひたすら観戦しているだけだった。
携帯に母からの電話。心配しているようだ。
でもそれは杞憂に終わった。麻雀観戦は楽しかった。
父が一度四暗刻をテンパった(リーチをかけた)のが唯一のトピックス。
7時に会長宅を後にしたが、その時点で父は相当勝っていた。
再び雨の高速道路で家路に戻った。意外と会話は弾んだ。
途中、近所のスーパーで買い物をした。
買い物途中で、サイトで応募していたPC設置の会社の面接の
連絡が携帯に入った。木曜日11時、場所は隣町の電器店。
場所のわけがわからなかったが、了承した。
そして階上の父の家でステーキをごちそうになった。
うまくて死にそうなくらいのボリュームだった。
明日また面接の連絡をくれることになり、感謝感激。
実家から帰ってきた彼女を最寄りの駅まで車で迎えに行った。
何だかとても久しぶりのような気がした。
たったの4日間会っていなかっただけなのに。
彼女は案外元気そうだった。
そう言えば、今朝出かける前に、高校時代の親友の母親に
自宅前の玄関で偶然に遭遇した。
広報誌をボランティアで配布しているらしい。
親友も元気で海外に飛び回っているとのこと。
僕もしっかり生きていこうと思った。
精神状態はすこぶる良い。薬と本の影響が多大だ。
父の知人が経営する会社へ僕ができる仕事がないかを
探しにいくと言うより、お願いに行くのだ。
昨晩、妹に口を酸っぱくするほど言われたことを忠実に守ろうと
僕は先制攻撃を仕掛けようとしたが、車内での父は穏やかで、
おまけに一人息子のことを気遣っての行動に、
僕がとやかく言える立場でもないことはわかっていたので、
高速道路上で静かに会話を開始した。
「どんな職があるかだけを聞きにいき、
その中で条件に合ったものがあればお願いしたい」
「他にも3社ほど応募している状況なので、即決はできない」
昨晩の妹の口調からは、すでに即決しかねない雰囲気であり、
父の知人も豪快な人なので勢いで決められてしまうのでは、
という懸念があったが、父は静かに「わかってる」と呟いた。
他愛もない会話をしながら、1時間半後、海辺の街に到着。
大型SCで父は手土産を買いにいくと言い、僕が払うのを拒んだ。
それを持って知人宅にいざ出陣。
と思いきや、知人は普段は行かない会社に行っていると言う。
それもそうだ、まかりなりとも会社の新人面接なのだから。
きびすを返し、強風と小雨が吹き荒れる悪天候の中、会社に向かう。
知人は印象とは異なり、穏やかで話の分かる72歳の男性だった。
携帯電話の連絡一つで誰も彼もが彼の指示に従っていた。
履歴書と職務経歴書を提出した後、一人で会議室に通され、
総務次長の方との話合いが始まった。
「この会社なら今すぐにでも職はある」
「しかしそれはここ(海辺の街)しかない」
「残業はなく、簡単な総務の仕事」
「週休二日制ではなく土曜日は半ドン」
「住んでいる街からの交通費までは出せないと思う」
とても印象のいい41歳の男性で、僕はすぐに好感を持った。
まるで着飾ることがなく、素直にお互いの話ができた。
しかしいくら何でも1時間半かけて通勤するのは無理だった。
引っ越すこともまるで考えていなかった。
社長室で待機していた父とその知人の会長の元に戻り、
「やっぱり地元にもある支店勤務でお願いしたい」と告げ、
何だかゆったりとした気持ちのまま、打合せは終了した。
当初はかなり緊張していたが、それはまったくなくなっていた。
薬のせいかもしれないが、それは誰にも言えない。
父と会長が昼食をとりにいくと言うので、同行させてもらった。
中心街の寿司屋で特上をいただいたが、あまりにも量が足りなかった。
途中で父の仲間が加わり、いつの間にか会長宅に集まることになり、
そこには何故か他の仲間もすでにスタンバイしていて、
おもむろにいつも父がやっていると思われる麻雀大会が始まった。
5人の初老の男性が戦っていた。
彼らはすでにリタイアしている方(3名)や、
会長のように現役で頑張っている方(2名)で構成されている
遊び仲間で、ツーカーの仲のように思われた。
何だか羨ましくなってしまった。
しかし2時から始まった麻雀が終わったのは7時。
その間、僕はひたすら観戦しているだけだった。
携帯に母からの電話。心配しているようだ。
でもそれは杞憂に終わった。麻雀観戦は楽しかった。
父が一度四暗刻をテンパった(リーチをかけた)のが唯一のトピックス。
7時に会長宅を後にしたが、その時点で父は相当勝っていた。
再び雨の高速道路で家路に戻った。意外と会話は弾んだ。
途中、近所のスーパーで買い物をした。
買い物途中で、サイトで応募していたPC設置の会社の面接の
連絡が携帯に入った。木曜日11時、場所は隣町の電器店。
場所のわけがわからなかったが、了承した。
そして階上の父の家でステーキをごちそうになった。
うまくて死にそうなくらいのボリュームだった。
明日また面接の連絡をくれることになり、感謝感激。
実家から帰ってきた彼女を最寄りの駅まで車で迎えに行った。
何だかとても久しぶりのような気がした。
たったの4日間会っていなかっただけなのに。
彼女は案外元気そうだった。
そう言えば、今朝出かける前に、高校時代の親友の母親に
自宅前の玄関で偶然に遭遇した。
広報誌をボランティアで配布しているらしい。
親友も元気で海外に飛び回っているとのこと。
僕もしっかり生きていこうと思った。
精神状態はすこぶる良い。薬と本の影響が多大だ。
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